旅館の部屋で作る、カップラーメン。
(2022.02.24配信リリースの2ndアルバム『Doping Life』by 落葉&霧雨夕)
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Doping Life by 落葉 & 霧雨夕 - TuneCore Japan
落葉だ。
祝!3日連続投稿(日付またいじゃったけど。さっきまで知り合いのバーでバイトしてたんだ、許してくれ)。
いや継続って難しいからね、ホントに。
今日こそ終わると思う。
まだ続くとしたら俺は相当、フラストレーションを貯めているね。
ほとんど週末しか友達と会わないからなあ。平日の更新は多少期待していいかもしれない。
今日は先日リリースしたらDoping Lifeの中でも、友達からよく「これ好き~」と言われているナンバーを語ろうと思う。
5曲目___
You and me
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おすすめポイント
- ラブリーだが甘すぎない、リアルなリリック
- 藤井風?っていうくらい軽快でオシャレなビート
- 耳に残るシンプルなメロディライン
- ロック好き親父すらキュンとさせる?霧雨のギターソロ
今作の中では1番歌モノ寄りというか、ラップのメロディ(フロー)が権力を持っている曲で、ビートもリリックもポップでキャッチー。
ラブリーですらある。
霧雨節炸裂のギター×ピアノのアルペジオ(ジャーンと一息に鳴らすと気持ち良く聴こえる複数の音を、ひとつずつ鳴らす奏法)で始まり、また気持ちのいいギターソロなんかも入って、、その間を俺が軽快に歌う。
ビートもリリックも得てして激甘なラブソングになりかねないような内容だけど、スレスレのところで渋く収まってる感じが好き。
その秘密は、、2人のクリエイターマジックということで。笑
最初にビートが届いた時は大体アイツが仮でテキトーな名前を付けてて、このトラックはその名も『マカロニえんぴつ』。
良いふざけ加減だよな。
二人とも売れ線の邦ロックが大嫌いだから、ここはちょっと皮肉混じりなワンシーン。
でも、特段マカロニえんぴつに嫌な思い出があったり、憎んでいる訳では無いので、生暖かいヘイト。この辺もラブリー。笑
ジワジワ予定企んで
旅館の部屋で作るカップラーメン
この記事のタイトルにも選んでるけど、ここのリリックがおれのお気に入り。
「企んで」を踏みたかったので、最初は「枕投げ」で締める案もあった。
けど、そのあと、よりリアリティのある「カップラーメン」に着地。
なんかさ、旅館に泊まるとかっていうと、やれ貸切露天風呂だ~とか、やれでかい滝が近くにあって~とか、やれこけし作り体験だ~とかが一般的なイメージとしてあるよな。
でも俺にとっての「旅館に泊まる」は、部屋に重たい荷物を下ろして、ピンと張ったベッドのシーツに初めて座るとか。
馴染みのないチャンネル配置のリモコンで点けたテレビから流れる、自分の地域では見れないワイドショーだとか。
相手より先に大浴場を出て、浴衣でロビーにある値段の見当もつかない様なソファーでコーラを飲みながら待ってるとか。
朝食バイキングで、いつでも食べれるような生卵やら味のりではしゃいで、何回もおかわりするとか、バターロールパンも食べちゃうとか。
そういう思い出が印象に残ってるんだよな。
その中のワンシーンが、夜更かしして減った小腹を満たすための「カップラーメン」だったわけ。
どう?
この曲、もっと好きになったか?笑
そういうさ、『誰の心の中にあるけど、誰も言ってこなかったこと』を歌詞に昇華できた時、俺は音楽やってて良かったなと思うんだな。
これは実話なのか、具体的に誰かを意識して書いてるのかっていうのは、ご想像にお任せする。
けど、俺のリリックは基本的に日記みたいなもん。
日記みたいなもん、が答えです。
そんなことよりさ、他にも、俺のリリックにはこういう、ながら聞きではどうしても見逃してしまうようなスイートスポットがあちこちに隠れてるので、その辺もぜひチェックしてほしい。
なんだか、バイナル(レコードのこと)でも出したくなってきたなあ。
ワインとか飲みながらさ、1人でも、大切な人とでもいいよ。
レコードの針を杖に、俺のリリックの世界、霧雨のビートの世界を旅して欲しいものだ。
というか、俺がそれをやりたい。笑
じゃあ、また。
落葉
■紹介楽曲: You and me
(2022.02.24配信リリースの2ndアルバム『Doping Life』by 落葉&霧雨夕)
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